【お知らせ】シンガポールの新型コロナウィルス(COVID-19)対策 オミクロン変異株について(更新)

12月26日のシンガポール厚生省のプレスリリースにて、オミクロン変異株への対策の更新が発表されました。
オミクロン変異株はデルタ変異株よりも感染力は強いが重症化することはなく、ワクチン接種(特にブースター)は予防効果の維持可能。
そのため、警戒の緩和となります。

オミクロン変異株の管理対応を更新

  • 2021年12月27日より、オミクロン症例は他のCOVID-19症例と同様に管理要綱1-2-3に沿って対応。
  • オミクロン患者は、専用施設に隔離されるのではなく、臨床症状に応じて、在宅回復プログラム(Home recovery programme)や地域ケア施設(Community care facilities)での対応が行われるように。
  • オミクロン感染者の濃厚接触者は、10日間の隔離ではなく、7日間の健康リスク警告(Health risk warning)が出される管理要綱3。
    現在隔離されている人々は、数日以内に順次退院する予定。
  • 市中感染者の急増に対する防御を強化し、職場の安全を保つため、2022年1月15日から、労働者予防接種対策(Workforce Vaccination Measures)に基づくワクチン未接種者のイベント前検査(Pre-event testing PET)による出勤許可を廃止。
  • 義務的な定期検査(Rostered routine testing  RRT)をしていない職場に、2ヶ月間毎週自主的にテストを実施するための抗原迅速検査(Antigen rapid test ART)キットの無料配布の第2次募集を開始。
  • 2022年2月1日からは、新規申請や既存の長期パス、ワークパス、永住権の更新を承認するための条件として、ワクチン接種を義務付け。別紙Aを合わせてご参照
    https://www.moh.gov.sg/docs/librariesprovider5/default-document-library/annex-ae1814f71d7e7420bb3ddbfbddd4fa809.pdf

渡航制限を更新

  • ボストワナ、エスワティニ、ガーナ、レソト、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、ナイジェリア、南アフリカ、ジンバブエについては、2021年12月26日2359時間から渡航制限を終了。
  • 上記の国への14日間の渡航歴があるすべての乗客は、シンガポールへの入国およびトランジットが許可され、カテゴリーIVの国・地域に対する国境措置が適用。

別紙Bを合わせてご参照
https://www.moh.gov.sg/docs/librariesprovider5/default-document-library/annex-bace2c03dba404d47a0095426db40c335.pdf

詳細は、シンガポール厚生省のプレスリリース(2021年12月26日付)をご覧ください。
ADJUSTING OUR APPROACH TO MANAGE THE OMICRON VARIANT
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/adjusting-our-approach-to-manage-the-omicron-variant_26Dec2021