在留邦人数と日系企業で働く現地スタッフへの処遇
在留邦人の数字だけ見ると、2010年からの過去の推移を鑑みるに、2023年の邦人数は10年前(3万人強)に戻っています。
在留邦人数の減少は駐在員の減少にほかならず、それはコロナパンデミックにより企業のリモートワークの可能性が高まり充実したことも、現地シンガポールに駐在員のいる必要のない仕事が選別されたのだろうと考えられます。
今後日系企業がさらなる国際化を図るためには、乗り越えていかねばならない問題・意識改革であるように思えます。
やりべきことは諸々あろうかと思えますが、それは奇しくも在留邦人数の更なる減少に拍車をかけることになるのかも知れません。