【お知らせ】シンガポールの新型コロナウィルス(COVID-19)対策 サーキットブレーカー期間後のスケジュール
6月1日(月曜日)のサーキットブレーカー終了を決定、その後のスケジュールが昨日発表されました。
3段階(フェーズ1~3)に分けて、徐々に規制緩和をする方向です。
まずは、フェーズ1(6月2日)からとなります。
フェーズ1 Safe Re-opening 6月2日から
感染リスクの高くない経済活動の再開(感染リスクの高い活動は除外しフェーズ2以降)。
外出時にはマスク着用、特に高齢者は自宅での生活。
仕事
既に許可されてある経済活動に加えて、感染リスクの低い業種の再開を許可。
ほとんどの製造業は、ガイドラインに沿って生産再開が可能。また、ほとんどの職場は、在宅勤務を主として仕事の再開が可能。従業員は必応な場合のみオフィスに出勤。雇用主は安全管理対策を厳守し、それが満たされない場合、オフィスを閉鎖させられる。
ほとんどの小売店や個人サービスはフェーズ1の対象とならず、飲食店内での食事は引き続き禁止。
【再開可能な仕事】
- 自動車整備
- エアコン整備
- ペットサービス(基本的なもの)
- 学校の書店及び制服を販売する小売店
- 美容院や理容室はすべてのサービス
- 在宅ビジネス
社会生活
同居家族以外との接触の制限(他の場所に滞在している両親や祖父母への訪問は可能)。
訪問は1日あたり1回に制限、訪問者は2人以下とする。
育児のサポートのため、両親や祖父母の家に子どもを預けることも可能。
ただし、同じ世帯から2人の訪問者という制限は同じ。
結婚に関しては、最大10人まで参加可能。
宗教施設の再開は可能ながら、同じ世帯で5人まで可能。
お通夜葬式は、家族で同時に10人まで集会可能。
通常の活動や社交行事は禁止。
学校
幼稚園は、6月2日から段階的に再開され、10日は完全に再開。
所等及び中等教育の卒業年次の学生は毎日通学、他の学生は通学と自宅学習を交互に受ける。
ジュニアカレッジとミレニアインスティチュートは、半数の学生が通学。
大学生は、講義はオンラインによって行われる。
すべてのスタッフと学生は、マスクまたはフェイスシールド着用義務。
医療
専門外来サービス、医療処置、関連医療サービス、地域医療サービス、慢性疾患管理などのサービスが再開。
インフルエンザの予防接種などの予防医療サービスが再開。
中国医学(TCM)の鍼治療はすべての状態で許可。
高齢者を保護するために、高齢者サービスと高齢者中心の活動の範囲を制限する現在の措置はそのまま継続。
障害者向けの地域密着型のセンターサービスも、安全な離隔措置を取り、サービスを必要とする人々に徐々に再開。
許可される業種は、保健省ウェブサイトの下記(↓)のAnnexA(PDF)をご参照ください。
フェーズ2 Safe Transition
フェーズ1による感染率の推移を鑑みて、フェーズ2に移行する。
少人数での社会活動を許可。
飲食店、小売店、ジム、フィットネススタジオ、学習センターなどの再開。
大学は対面学習に移行。
スポーツ、レクリエーション施設、屋外施設の再開。
施設のスタッフと使用者の安全が条件。
フェーズ3 Safe Nation
閉鎖されたスペース(映画館、劇場、バー、パブ、ナイトクラブなど)での長時間にわたる密接な接触(スパやマッサージなど)での営業許可。
ただ人数の制限や厳格な安全対策を実施することが求められる。
(注)日本語に訳するに際して、詳細を省いたり理解しやすい語句に変更している場合があります。詳細は必ず下記の公式ウェブサイトをご確認ください。
参照:保健省ウェブサイト(5月19日付)