【三浦コラム】LCC(ローコストキャリア Low Cost Carrier)活用に関する一考

隣国マレーシアのAir Asiaの躍進に伴い、シンガポールでもLCCと言われるローコストキャリアの航空網の充実は近年目覚ましいものがあります。Tiger Air、Jet Star、Air Asiaなどチャンギ空港でも目にする事ができます。既に利用されている方も多いのではないでしょうか?

私個人の視点から、その活用を考えてみました。

既に日本でもおなじみになってきた感のあるLCCのサービスですが、利用費の安い空港ターミナルを使用し同じ機体を多用する事などで、コストを削り、搭乗率を上げて利益を確保します。あらかじめ、先の予約をすると安いチケットを入手可能であったり、まめにチェックをしていると特価プロモーションでのチケット購入が可能であったりと、利用者も今までにない費用で飛行機を利用できるようになりました。
安さという点で、今までは飛行機を使用したことのない層への利用掘り起しができたという点は、Everybody can flyと謳ったAir Asiaのコピーがその象徴でもあろうと思えます。

miuranov13 価格以外の考えられるべき利用で有益な点は、往復でのチケット購入に縛られずに、行先のアレンジができる事です。
ビジネストリップでも、東南アジアは近年1ヵ国だけでなく、複数の国を廻る必要のある人達も多い事でしょう。時間の節約の為、シンガポールを出て、タイに行き、そこからマレーシアを廻ってシンガポールに戻るという必要のある人もいると思えます。
この場合、従来のエアラインにない利便さを持っています。

またシンガポールからですと、周辺の東南アジアの国へは2時間程度で着く距離です。 その間に既存のエアラインの様に、慌ただしく食事を出されるのもいかがなものかとも。 ゆっくり寝ておきたいと考える人も多いのではないでしょうか?

当然ながら需給によって価格が決まるとの言えますので、意外に直前に購入すると従来のエアラインと価格面で変わらない場合もあります。実際一時期、フライトの遅延が問題となったばかりか、パイロットの不足により、機体があっても飛行機が飛ばなく、フライトのキャンセルが問題となったこともあります。

実は正直なところ、私自身はLCC特有のフライトの遅延を最初に味わったひとりです。 大幅な遅れにより到着が深夜となってしまいました。 よって、LCC利用に関し、躊躇を感じています。
ただ、LCCの躍進により、従来のエアラインが以前より特価を頻繁に出す事がありがたく感じます。
これもLCC効果の一つであると思えるのです。

大切なビジネスのアポイントにLCCが利用できうるものなのか?
フライトが飛ばなかった時に、それでいいのか?
そのリスクをどう考えるかが、個々人の利用の是非の試金石だと思えます。