【お知らせ】シンガポールの新型コロナウィルス(COVID-19)対策 日本からの入国時PCR検査1回不必要に

10月23日に政府発表の一部に日本からの入国に関係する情報がありました。
他の発表も合わせて抜粋して、お知らせいたします。

多省庁タスクフォース(MTF Multi-Ministry Taskforce)は、安定化フェーズを4週間延長し、2021年11月21日までと設定。

延長期間に行うこと

  1. 感染する可能性のある人々の安全を守るための能力強化。
  2. 人々に対する予防接種の強化を継続。
    予防接種のブースタープログラムを推進。
    パンデミック・スペシャル・アクセス・ルート(PSAR Pandemic Special Access Route )で認可されたシノバック-コロナバック・ワクチンを国家予防接種プログラム(NVP National Vaccination Programme )に導入。
  3. ワクチン接種に応じた安全管理措置(VDS Vaccination-Differentiated Safe Management Measures )を拡大し、出社するすべての人に完全なワクチン接種、もしくは出社前の検査。
    高齢者が社会とのつながりを持ち、活動的で健康でいられるように、現行の安全管理措置(SMM Safe Management Measures )に沿った安全な活動を選択して実施。

医療キャパシティ・能力の強化

  • 自宅療養プログラム(HRP Home Recovery Programme)のさらなる拡大

35歳以下で妊娠26週未満の完全にワクチンを接種した妊娠中のCOVID-19患者にもHRPを拡大。HRPを開始する前に、自宅療養に適しているかどうかを病院で診断。

  • 民間病院のベッド数を増やし、公立病院の能力を強化するためにCOVID-19治療施設の増設予定。

ワクチン接種の拡大による人口の保護

  • ブースター接種推進

9月に接種を開始した60歳以上の方に加えて、10月3日50歳から59歳の方を対象とした予防接種のブースタープログラムを開始済み。2021年10月21日時点で、655,029人がブースター接種終了。

ブースター投与を受ける資格のある50~59歳の個人の82%、60歳以上の高齢者の79%が、予約をしているか、すでにブースター投与済み。

2021年10月9日より、医療従事者のほか、半年前に接種を終えた第一線で働く人たちへのブースター接種を開始。10月21日現在、30歳~49歳の約19万人にブースター接種の予約を呼びかけ、その後約13万8千人(呼びかけた人の72%)が予約済み。

シノバック-コロナバックの扱い

mRNAワクチンを接種できない人に対応するため、シノバック-コロナバックを国家予防接種プログラムに含めることについて

シノバック-コロナバックのCOVID-19ワクチンは、暫定的な認可を受けて、National Vaccination Programme(NVP)に含まれることになりました。
ただし、シノバッ ク・コロナバッ クのワクチン効果がmRNAワクチンと比較して相対的に低いことを考慮して、接種指針あり。

社会的・経済的活動を安全に再開するために

  • 職場を安全に保つためのワクチン接種対策

2022年1月1日以降、完全にワクチンを接種した従業員、または過去270日以内にCOVID-19から回復した従業員のみが職場に出勤可能。
ワクチンを接種していない従業員は、職場に戻る前にCOVID-19の検査で陰性と判定されない限り、出社不可。
安全で健康的な活動を通じて高齢者の活動を支援。

高齢者対策

高齢者の方々が心身ともに健康であるためには、活動的であることが重要。完全にワクチンを接種した高齢者のための活動を企画。

国境措置の更新

  • ワクチン接種済みの家事労働者の入国

2021年11月1日より、必要な家事労働者や学生が、到着前に完全な予防接種を受けることを条件に、安全かつ調整された方法でシンガポールに入国することを許可。

  • 国/地域カテゴリーの見直し

2021年10月26日2359時間以降の到着分から有効。
*日本は変わらずカテゴリー2です。

詳細は、別紙Aをご参照ください。
https://www.moh.gov.sg/docs/librariesprovider5/pressroom/press-releases/annex-a-(7).pdf

  • バングラデシュ、インド、ミャンマー、ネパール、パキスタン、スリランカからの渡航の再開について

2021年10月26日2359時間からシンガポールへの入国が許可。これらの旅行者にはカテゴリー4の国境措置が適用。

  • 検査およびSHN実施要項の簡素化

2021年10月26日2359時より、シンガポールに到着または通過する人に対する検査実施要項および手順をさらに見直し、簡素化。
カテゴリー2(Vaccinated Travel Laneは除く)、3および4の国からのすべての渡航者は、到着時のポリメラーゼ連鎖反応(PCR  Polymerase Chain Reaction)検査を受ける必要なし、滞在終了通知(SHN Stay-Home Notic)終了時のPCR検査のみ必要。
カテゴリー3の国・地域からのすべての渡航者は、渡航者やその家族の予防接種の状況や渡航歴にかかわらず、申告した居住地・宿泊地で10日間のSHN。
SHN専用施設への宿泊は割り当てられず、渡航者は、自宅がSHNに適さない場合は、渡航前に代替の宿泊施設を確保しておく必要があり。
カテゴリー4の国・地域からの渡航者は、引き続き10日間のSHNを専用のSHN施設で受ける必要あり。

詳細は、シンガポール厚生省の該当プレスリリース(10月23日発表)を必ずご確認ください。
PREPARING FOR SAFE RESUMPTION OF ACTIVITIES BY BUILDING STRONG FOUNDATIONS IN STABILISATION PHASE
https://www.moh.gov.sg/news-highlights/details/preparing-for-safe-resumption-of-activities-by-building-strong-foundations-in-stabilisation-phase